MNL48シェキ歌コラボ「Sheki Sings」第7弾はAKB48村山彩希と

 世界中の48グループでも屈指の歌唱力を誇る、フィリピン・マニラのMNL48のSheki(シェキ=21)が、アジア中の48姉妹グループのメンバーたちと、オンライン上でデュエット動画を配信していく「Sheki Sings」。第7弾は、ついに日本のAKB48メンバーとのコラボレーションが実現。村山彩希(24)と歌い、28日にシェキの公式YouTubeで公開した。

 曲は、日本の人気ユニット「YOASOBI」の、19年の大ヒットデビュー曲「夜に駆ける」。村山は日本語の歌詞を、シェキは昨年7月にリリースされた英詞「Into The Night」バージョンで歌った。

 疾走感がある分、早口で難易度の高い楽曲だが、2人は鮮やかに歌っていく。すでに今企画が7回目のシェキは、リラックスした様子でノリ良く体を揺らしながら笑顔で気持ちよさそうに歌う。対照的に、初挑戦の村山は緊張感を漂わす真剣な顔つきでマイクに向かって歌う。村山のレコーディング風景を垣間見るようで、日本のAKB48ファンにとっても貴重な映像だ。

 聴きどころは、2人のハモリシーン。ここだけはシェキも日本語歌詞を歌う。特にラストを2人で歌い切るところは、一番のクライマックスになっている。

 村山は、出演オファーをされたときには「私が(相手で)いいのかなっていう不安と、うれしいという喜びの両方」だったという。「シェキちゃんは、アーティストのような歌唱力と歌声を持っているから、一緒に歌えるぜいたくな機会をいただけてうれしかったです」と振り返った。

 やはり、リズムを取ることには苦戦したようで、「音程を気にしながら、テンポも崩さずに歌うのは本当に難しかったです。(オリジナルを歌う)幾田りら(ikura)さんを、あらためて尊敬しました…! そして、私自身はほかのアーティストさんの曲を、こういった形で歌うことがなかなかないので、新鮮で楽しくて、カラオケでよく歌っていた曲でもあったので、楽しめました」。

 初デュエットしたシェキについても「本当に歌が上手で一緒に歌うのは恐れ多かったのですが、なかなか一緒に活動できない姉妹グループのシェキちゃんとコラボできたのは、とても貴重で、私たちをつなげてくれた歌の力に感謝したいなと思いました」とコメント。「いつか同じステージで、MNL48メンバーの皆さんと歌って踊れる日を楽しみにしています!」と締めた。

 過去のコラボは以下の通り。
第1弾:SGO48のKaycee(ケーシー=24)との「I Love You 3000
第2弾:AKB48 Team TPの翁彤薰(ウェン・トンシュン=24)との「ラストクリスマス
第3弾:BNK48 Tarwaan(ターワン=25)との「You Are the Reason
第4弾:AKB48 Team SH 毛唯嘉(マオ・ウェイジャ)との「空空如也
第5弾:CGM48のFortune(フォーチュン=22)との「Shape of You
第6弾:JKT48のSisca(シスカ=21)との「If I Ain’t Got you

“Sheki Sings” 夜に駆ける / YOASOBI Cover by Sheki (MNL48) & 村山彩希(AKB48)
https://youtu.be/v1_z_RgpZ-w