BNK48チャープランがフォトブックサイン会開催

 10月に卒業予定のBNK48劇場支配人兼キャプテンのCherprang(チャープラン=27)が7月2日、タイ・バンコク市内のユニオンモールショッピングセンター5階のUNION CO-EVENT STUDIOで、初のPhotobookサイン会「Cherprang’s Photobook Fansign Event」を開催した。

 BNK48の1期生として加入して、2019年1月の第1回BNK48選抜総選挙の第1位など、常にトップの人気を誇り、キャプテンだけでなく、昨年12月からはグループの劇場支配人としてもグループをけん引してきたチャープラン。そんなBNK48の象徴的存在のアイドル活動6年間を支え続けてくれたファンたちに、「最後の写真を直接手渡したい」との思いで実現したのが、今回のイベントだった。

 イベント会場には、チャープランオリジナルのパッケージがデザインされたお菓子が用意されて、また彼女の幼少時からのさまざまな写真やバルーンなどがデコレーションされたフォトコーナーが設けられたりと、チャープラン一色で彩られたブースも出店。さらには、来場者の中から抽選で10人にはSSR(スーパー・スペシャル・レア)フォトがプレゼントされるという特典もつけられた。

 チャープラン本人も、感謝の気持ちを込めてファン一人ひとりとテーブルで対面すると、フォトブックに手描きのサインをしたためていった。さらには、そんな来客の列の中には、チャープランを神推ししているBNK48の3期生Popper(ポッパー=24)の姿も。心から応援し続けてくれた人たちを前に、最後はサプライズで「365日の紙飛行機」を日本語で熱唱。そのまま、ファンたちと一緒に卒業シングルの「สัญญานะ(サンヤーナ=約束ね)」を大合唱して、イベントは大団円に終わった。

 チャープランは「この6年間を共に支え合い歩んできたファンの皆さんに、最後の贈り物として、このフォトブック制作を考えました。自分でアイデアを出して、ロケ地を探して、企画を立てて作りました」と説明。

 タイのラノーン県のバーン ライ アイ アルンをメインの撮影ロケ地として、バンペー滝やレムソン国立公園にも遠征したという。「どの場所もとても美しく、ラノーンの人たちはとても親切にしてくださいました」と振り返った。

 セルフプロデュースのフォトブックなだけに、撮影後も写真セレクトや編集などにも携わり、最後まで丁寧に作り上げた。「今まで見たことのないような私が収まっていて、全てのファンの方々に喜んでもらいたいって思って作りました。本当にみんな、今日もありがとうございました」

 グループ卒業まで、あと4カ月。残りも、この日のイベントのように1つ1つの出来事を噛みしめながら、ゴールへ向かっていく。

【BNK48 14thシングル MV สัญญานะ (約束ね)】