BNK48が北九州市とPRの連携協定締結

 BNK48とCGM48は8月26日から28日の3日間、バンコク市内のUnion Mallで「日本の祭」をコンセプトにした「BNK48 & CGM48 Matsuri 2022」を開催した。両グループ併せて77人のメンバーが出演。それぞれのメンバーのアイディアで、ドリンクやフードの販売、的あてやくじ引きなどさまざまな屋台ブースを設置。メンバーは法被や浴衣姿で、ファンと交流した。

 そして、最終日には、両グループのマネジメント会社「iAM」と北九州市フィルムコミッションとの連携協定締結式も行われた。iAMのCEO・Jirath Pavaravadhana (ジラ)と、北九州市の西田幸生副市長が調印。以下の協定を結んだ。

1. BNK48作品を日本で撮影する際、北九州市を主なロケ地とする
2. 北九州フィルムコミッションは撮影の事前準備及び撮影の全面支援
3. BNK48作品を活用してタイ王国内で北九州市のPRを協働で行う

 ジラCEOは「日本の偉大な都市・北九州市との連携協定が結べて、継続していくことをうれしく思います」とあいさつした。同市は、すでにハリウッド映画やドラマのロケ地として世界的に認知度を高めていて、今後はタイのエンターテインメント界にも広くアピールしていきたい目的があるという。

iAM・ジラCEO、北九州市・西田幸生副市長

 すでに、この28日に初披露されたBNK48 12thシングル「Believers」のミュージックビデオも北九州市で撮影済み。ジラCEOは「心温まる歓迎と適切なサポート、円滑な運営をしていただき、本当に感激しました」。メンバーたちも、久しぶりの来日で「第二の故郷に帰ってきた気分」と、ロケを大いに楽しんでいた。

 もちろん、タイでのPRにもやる気満々で、ジラCEOは「タイと日本の135年に渡る長い友好の証し。タイの映画製作者やプロダクションを北九州市に誘致する道しるべになるとともに、日本における我々のグループの認知度向上にも貢献していただけると考えています」と、相乗効果を掲げた。今作で初めて日本でのMV撮影を行ったが、今後はこのような機会もますます増えていきそうだ。