AKB48 TeamTP藤井麻由がNHKラジオ「マイあさ!」にゲスト出演

四字熟語を記したノート。1日30個を覚えるようにしている。

 AKB48 TeamTPの日本人メンバー藤井麻由(23)が6月6日、NHKラジオ「マイあさ!」(午前8時)にゲスト出演。同番組内の「ワールドアイ」のコーナーで「海外アイドルに聞く」というテーマで登場した。

 アナウンサーから自己紹介を促されると、日本語と中国語であいさつ。アナウンサーたちから「わー、流ちょうな中国語ですよね~」と称えられた。

 「今は台北市を中心に活動しています。メンバーは、全員で38人いて、3人の日本人がいます。今月、握手会が行われたばかりで、今はニューシングル『根も葉もRumor』を出すことが決まっているので、MV撮影の準備中といったところです」

 そう現況を説明した。

 ――メンバーからは、日本人の藤井さんはどう思われているのですか?

 「私は台湾が大好きな日本人という印象がついていて、メンバーが行ったことない観光地や食べたことのない台湾料理をいっぱい食べてて、メンバーにも『あそこに行ったら何を食べたらいいの?』と聞かれたりすることが多くて、普段は中国語でしゃべっているので、たまに日本語をしゃべると『あれ?』って驚かれます。日本人だけど台湾の人ってイメージで見られています。

 ――藤井さんは5年前に台湾の大学に入学されたと

 「もともと高校2年生のときに1週間の交換留学で台中に行ったんです。そこですごく台湾が好きになって、台湾の大学に進学しようと決めました」

 ――台湾に移住してからAKB48のオーディションを受けたのですか?

 「はい。もともとダンスやパフォーマンスが好きで、キラキラしている存在に憧れていたので受けました」

 ――AKB48と学業を両立して卒業されたのですか?

 「無事、卒業できました(笑) 結構頑張りました。授業は全て英語だったのですが、日常生活では中国語の困難なことが、たくさんありました」

 ――今では台湾のテレビ番組に単独で出演もあるとか

 「すごくたくさん文法とか単語は、自分で頑張って覚えましたけど、ファンの方々にもたくさん中国語を教わりました。私のライブ配信に、ファンの方々が中国語でコメントを残してくれて、私が『この字は何? この言葉は何?』と聞くと、わざわざ日本語で送ってくれたり、カタカナで読み方を教えてくれて、まさに私の先生でした」

 ――話せないと大変ですよね?

 「ライブ配信は、しゃべらなきゃ始まらないので、する前から(話のネタや)単語を準備していましたね」

 ――失敗談は?

 「たくさんありますし、恥ずかしい思いもしたこともあります。中国語は、四声が違うと意味が全然違っちゃうんです。例えば、『~するつもりなんです』と言うつもりが『~のニンニクなんです』って言っちゃったり(笑)

 ――今も中国語の勉強を?

 「四字熟語を覚えています。日本にない四字熟語もいっぱいあるんです。私の中国語ノートを見てみますね(笑) 『水が落ちて石が出る(水落石出)』と書いて、物事の真相が明らかになったという意味の四字熟語とかあります」

 ――へぇ~。どのくらい覚えているのですか?

 「1日30個を覚えています」

 ――そんなに! すごいなぁ、本当に勉強を努力されているのですね。今後は何を目指していますか?

 「台日関係の文化交流などのイベントにももっともっと出たいですし、翻訳のお仕事も挑戦してみたいです。また『根も葉もRumor』のセンターを務めさせていただくことになったので、元気を与えられる存在になりたいです」

 最後は、Team TPの前作シングル『一秒一秒約好』が流されて、出演時間は終了した。

▼アーカイブ放送:NHKラジオ らじる★らじる
マイあさ! 8時台 ワールドアイ「海外アイドルに聞く」藤井麻由
(2022年6月13日午前8時28分まで聴取可)

▼AKB48 Team TP|《一秒一秒約好》Official MV