AKB48 TeamSHのキャプテン毛唯嘉（マオ・ウェイジャ）と朱苓（ジュウ・リーン）が７日、NHKラジオ「マイあさ！」（午前８時）にゲスト出演。同番組内の「ワールドアイ」のコーナーで「海外アイドルに聞く」というテーマで登場した。
大久保彰絵アナウンサーから自己紹介を促されると、2人とも日本語で「よろしくお願いいたします」とあいさつした。
通訳を介しては、毛が「日本のAKB48の公式姉妹グループです。会いに行けるアイドルとして、毎週公演をして、握手会もあります」と説明。
続けて「今年で４年目になりました。４月１日には７枚目EP『大声ダイヤモンド』をリリースしました。全ネットの各プラットフォームで、私たちの映像を見て、もっと多くの人に知ってもらいたいです」とアピールした。
――コロナの影響が心配されますが、どんな様子ですか？
毛 最近はコロナの影響も大きいです。活動などはほぼ止まった状態です。早く回復して、皆さんに会いたいです。
――中国の若い人たちには、今、何が流行っていますか？
毛 レトロなファッションが人気です。例えば、メイクや髪のスタイルがレトロ感を作ります。特に中国の香港の90年代や日本の昭和スタイルのものが、すごく人気があります。みんな、古い写真を参考にして、マネをして、写真を撮っています。
――食べ物で人気なものは？
朱 タニシ、野菜、たけのことフォーを煮込んだタニシ麺だと思います。匂いが臭いんですけど、一口食べるだけで好きになるおいしさです。
――たしかに臭いけどおいしいものってありますよね（笑） では、エンターテインメントで流行っているものは何ですか？
毛 携帯電話の生放送やネット動画を見ています。TikTokも流行っています。そして、韓国のアイドルグループも愛されています。
――皆さんの親世代については、どんな風に思っていますか？
毛 今は、親世代の考え方や価値観が、若者に近づいていると思います。ネットショッピングや携帯ゲーム、生放送など、新しい時代の影響を受けていると思います。
――では、親世代と若者世代の違いはどこにあると思いますか？
毛 私たちの世代は、もっと自分の幸福感を追求していて、自分の好きなことをして、思う存分に遊びます。夢のために追求したいです。親世代は、若いうちに豊かになろうと、いっぱい仕事をするべきだと思っています。
――日本はどんな国ですか？
毛 日本人は礼儀正しく、とてもまじめです。とてもオシャレで、遊びやショッピングをしたい国です。
朱 私の周囲の同世代の若者は、日本のアニメ、漫画が好きです。「SLAM DUNK」「名探偵コナン」「ONE PIECE」「鬼滅の刃」は、とても人気が高いです。私は、日本のアイドルが好きです。
――朱苓さんは、日本のアイドルが好きでSHに入ったのですか？
朱 はい、私は、宮脇咲良さんが好きで、自分もそういうアイドルになろうと日々努力しています。
――上海ならではのものを紹介してくれますか？
毛 中国には歴史があって、上海はとても特色のある都市です。今まで伝わってきた上海の歌が、たくさんあります。例えば「上海ナイト」、「rose rose I love you」などです。古い上海についての映画やドラマで、このような歌をよく聴きます。
２人は、アナウンサーに求められて、「rose rose I love you」のサビを歌って見せた。
――最後に、今後の抱負を
朱 今、日本語を勉強しています。早くコミュニケーションを取りたいし、グループでもっと活躍して、ファッションのお仕事も欲しいし、日本の雑誌に載りたいです。
毛 コロナが早く終わることを祈っています。Team SHが世界の皆さんに知られることを望んでいて、もっと大きなステージでパフォーマンスをしたいです。
最後は、Team SHが歌う「大声ダイヤモンド」が流されて、出演時間は終了した。
